ヒューズ電源取り出しとメーター球LED化(CB400SB: NC39)
暑すぎて車に扇風機を付けました(半ギレ)
梅雨入りした関西は湿度高め、不快指数もうなぎのぼりです。
連日、バイクのカスタムに没頭していますが、
今回はヒューズ電源の取り出しと、
メーター球のLED化を紹介します。
ヒューズ電源取り出し
NC39は左のサイドカバーを外した場所にヒューズボックスがあります。
純正のハザードリレーの隣(後ろ側)ですね。
それぞれ何の電源かは蓋に書いてあります。
今回はウインカーやテールランプの配線から取ることにしました。
プラス側から分岐するように取り付けます。
ちなみに今回使用したのはエーモンの低背ヒューズの二股タイプです。
今後ドラレコ等を付ける予定(実際はもう取り付けていますが...)なので、
電源を取れるように二股タイプを選択しました。
ネットで検索すると先人の方々は、
そのまま蓋が閉まると書いていたんですが、
どうも電線を挟むのに抵抗があったので少し加工します。
まず適当な場所で配線を切断しました。
そして一番手前の空きスペースから下に出しました。
収縮チューブを通したあとに被覆を剥いてよじります。
ハンダを流しました(写真撮った後少し手直しをしました)
※バイクの結線にハンダを使うかどうかは人によって意見が違いますが、
僕は重要な部分、余計な抵抗を生みたくない部分、
接触不良を起こしやすい部分にのみハンダを使用します。
面倒な方は取り外しできたほうがいい場所にはギボシ端子、
それ以外には圧着端子を使用することで簡単に結線できると思います。
不安な方はヒューズを噛ませておくと安心です。
そして収縮チューブを被せて加熱します。
ACC電源なのでIG onとoffでの通電をチェックします。
工具箱に転がっていたコルゲートチューブを被せました。
以上でACC電源取り出しの作業は終わりです。
切断して再結線する作業がなければ10分もあれば終わります。
ヒューズ電源の取り出しを行う際には
元の電源で使用している機器の使用電力を考慮した上で、
ヒューズ電源側の使用機器を選択しましょう。
今回は10Aの回路から5A上限で取り出しをしました。
不安な方はバイク屋さんで二股の電源取り出しを頼むと、
電子機器の取り付けに便利になります。
配線は一つ間違うと車両火災も起こしかねないので、
DIYの際には注意して行いましょう。
最近ではyoutubeに参考になる動画もたくさん上がっていますし、
僕の場合は良くして頂いていた車屋さんに
勉強させていただいたこともあります。
メーター球のLED化
オートバックスに売っていたPIAAのポジション用LEDを使用しました。
確か3000円くらいだったと思います。
選ぶコツとしては全方向拡散型を選ぶことです。
後は店頭でデモ用があったので気に入った色味のものを買いました。
元々中古購入時についていた球が暗い割に青味が強くて、
夜になるとODOも見えなくなるくらいだったので白系で探しました。
(とはいえメーターの仕様で青っぽく見えるのですが...)
まずスクリーンを取り外します。
ミラーの根本の両端のビスを外します。
(真ん中の六角は外さなくても良い)
次にカウル内側上部のビスを外します。
その後斜め後ろ方向へ引き抜くとスクリーンが取れます。
コツはミラー根本のネジ、スクリーン中央下部、
下方両端に引っかかって居るので、
カウルを浮かせつつ外していくことです。
手前に引く前に少しスクリーンを浮かすといった感じです。
露出したメーター裏のビスを外します。
ここは奥まった側のビスを外すのに苦労する方も居ると思います。
ホームセンター等で売っている安い板ラチェを使うと外せます。
メーター本体が取り外せました。
次にメーターカバーを外します。
丸で囲った3つのビスを外し、
その外側のビス2つも外します。
カバーを外すとメーター球にアクセスできます。
真ん中2つがウインカー球で、T5サイズのアンバー色です。
今回はメーター球なので丸で囲った2つを交換します。
これは引っ張るだけで取り外せます。
特にひねる必要もなく引き抜いて交換します。
そして取り付ける前にIG onで通電チェックです。
問題なく点灯しています。
夜に比較するとこれだけ違います。
(上: 交換後, 下: 交換前)
交換前のは動画から切り出しなので余計に暗く見えますが....
それにしても色味が大分変わったと思います。
明るすぎないケルビン数も程々のLEDを選ぶことが重要だと思います。
夜のメーターの視認性がすごく上がったので満足しました。
当ブログを参考にされた際の製品の破損や事故等の一切の責任は負いかねます。
改造、カスタムは自己責任の下行って下さい。