第56回理学療法士国家試験受験記(前年度不合格分も含め)
最近、ドラゴン桜を見ていて懐かしいなぁと思っていたら、
大学入学共通テストの受験の心得なるものが出ていて、
僕が受けた国家試験に通ずるものがあったので、
表題の通り、無事合格することができた理学療法士国家試験について、
勉強方法から当日までの流れについて書いていきたいと思います。
1.不合格の経緯
大学在学中は解剖学や生理学などの基礎科目で
赤点ギリギリだったんですが、
専門科目や実習が増えてくると科目によっては、
上位1割くらいには入れるようになりました。
また、最後の治療実習に関しては学年トップの成績で通過し、
卒論もそこそこに9月頃から国家試験対策を始めました。
模試の成績は全国平均の少し下を推移するも、
毎日大学で朝から晩まで8〜10時間ほどは勉強していました。
その最中、父が交通事故に遭ったという電話が入り事態は急転。
そのまま3週間後に亡くなりました。
そこからどうにもモチベーションが上がらず、
自身1度目の国家試験は7点足りず不合格になりました。
2.再受験の経緯
自己採点でかなりの点数足りないことを悟った
僕は帰宅後少し落ち込みましたが、
お酒を飲んでそのまま寝て、
次の日の大学での自己採点では落ち着いていたように感じます。
先生には事の経緯を説明し、
再受験するかどうかは少し考えさせてくださいと言って帰宅しました。
というのも、国家試験の合格率は80%から90%弱で推移していますが、
実は国試浪人を経ての合格率は20%程度と言われています。
また、4年間勉強してきた新卒生の勢いというのもかなりのものです。
それらを鑑みて夏過ぎまでは自分を見つめ直す時間にしました。
その後は色んな所へ行きました。
ある程度好きな時間に起きて、今日は何をしようかなという生活です。
3.国試浪人中の生活のルール
・ある程度朝には起きること(10時まで)
生活リズムの崩壊はすべてのやる気を奪うことを学生時代に学んだので実施。
睡眠時間が足りなかったとしてもそれは自分のせいだと反省する機会に。
・必ずなにかの勉強をすること(趣味でもなんでも良い)
趣味関係でも資格関係でも何かしらの成長を目指しました。
また、秋には勉強の勘を取り戻す為に市主催の講座等を聞きに行っていました。
・お酒は金曜日か土曜日の夜だけ
これも生活リズムの話ですが、
実習のときから休みの前の日はお酒を飲んでメリハリをつけるようにしています。
もちろん深酒はしませんが、休み前のルーティーンってやつです。
4.勉強法
全体の勉強法
1.問題集、eラーニング等でひたすら周回する。
2.わからなかった問題だけ周回する。
3.得意分野を人に教えて、苦手分野を教わる。
4.3の役割を入れ替えてやる。
コツ
・青色ペンを乱用する
(青フリクションのインクを20本くらい使いました)
・誰かと勉強する。
(教え合いでインプットとアウトプットの繰り返し)
・生活リズムを整える
(特に睡眠時間に注意。進捗より体調優先)
・メリハリをしっかりと付けて時間より内容を濃くする
(短時間集中を複数回)
教科別
基礎三科目:ひたすら周回。丸暗記上等。
↑よく絵を書いていました↑
病理学:順序立て、関連性を求めて覚えていく(ロジックツリー思考)
中枢・内科学・整形外科学:
実習時の担当患者様を思い出す。
画像診断系は画像を沢山見るほか無い。
精神医学:自分の中で物語を作る。
投影法など出やすい分野から覚える。
小児学:自分の中で子供を育てる。
積極的にゴロを活用する。
↑実際に作成した発達まとめ表↑
評価学:見にくい絵を見る練習をする。
5.試験当日
一時間前に会場入り。
休み時間は一人で食事。
無駄に勉強せずに音楽を聞いてリラックスする。
一人で帰宅。
とにかく余裕を持つこと。
以上です。
6.その後(手続きのお話)
結果
なんとか合格することができました。
(酷い点数なので隠しました←)
手続きの流れ
成績通知書の到着
↓
必要書類を揃えて保健所等へ免許申請
(登録済証明書はがきの申請)
↓
登録済証明書はがきの到着、職場へ提出
→登録番号がわかり、算定ができるようになる。
↓
免状が届いたら保健所等へ取りに行く
(通知が来ます)
免許証のサイズはB4なので、
B4サイズの賞状入れに、
軟質ケースをつけた状態で保管しています。
届いてすぐにPDFデータにして保管すると便利です。
特に需要もなく面白くない記事でしたが以上です。